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  <title>こばクリ裏ブログ</title>
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  <description>ドクターKのこだわりコレクションをご紹介します。</description>
  <lastBuildDate>Sun, 06 May 2012 05:45:05 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>ナット・キング・コール</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/natkingcole.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1336282390/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
ついに入手。Mosaic Recordsのナット・キング・コール トリオ キャピタル録音全集、１８組のCDセット。ポップ歌手としてではなく、もっとジャジーな活動をしていたころのナット・キング・コールの美声とピアノ演奏。例えば、こんなスィンギーな曲が収録されている。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=MX5WcP2xt4Y" target="_blank">Nat King Cole: Just You, Just Me</a><br />
<br />
１９９１年に発売され、同年のグラミー賞を獲得。全世界で限定発売された１万セットは早期に完売された。いったい日本には何セット輸入されたのだろう。<br />
<br />
購入の値段ですか。聞かないでください。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>ジャズ</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA/%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB</link>
    <pubDate>Sun, 06 May 2012 05:45:05 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>トスカニーニ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/toscanini.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1336171647/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
英国からまた大きなパッケージが届いた。トスカニーニの箱だった。その名も「Arturo Toscanini: The Complete RCA Collection」。RCA時代のレコーディングがCD８８枚に集大成されている。アメリカでの発売は６月らしい。<br />
<br />
イタリア人であるトスカニーニの演奏は一言でいえば猪突猛進で歯切れが良く、フルトヴェンブラーのゲルマン風の粘液質な演奏を聴いた後にトスカニーニを聴くと胸がすく思いがする。闘う音楽家として鞭で鍛え上げるような厳しさを求め、カンタービレを謡い、誠に気迫ある演奏を聴かせた。あのカラヤンも自らの録音の前にトスカニーニのレコード演奏を繰り返し聴いていた。<br />
<br />
それにしても、今や８８枚のCDセットが＄１００ほどで手に入ってしまう。昔、トスカニーニのベートーベンやブラームスの交響曲全集を、それぞれ今回のCDセットと同様の価格で購入していたことを思うと、まさに隔世の感がある。良い時代になったと思う反面、音楽を聴くことの有り難みが薄くなっていくようで、やはり何となく寂しい気がしてしまう。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>クラシック</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8B</link>
    <pubDate>Fri, 04 May 2012 23:45:49 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>メンゲルベルグ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/mengelberg3.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319312896/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/mengelberg4.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318200005/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
自己責任とはいえ、際限のない蒐集癖にも困ったものである。お気に入りの演奏家であれば、未発表録音と聞くとつい食指が伸びてしまう。メンゲルベルグもその中の一人。<br />
<br />
メンゲルベルグといえば、フルトヴェンブラーと並んで、戦前から戦中に活躍した巨匠中の巨匠。名門アムステルダムコンセルトヘボウを鍛え上げ、オーケストラを自らの楽器と化し、縦横無尽な名演を聴かせた。その特徴は、超ロマン主義的な曲の解釈と演奏。自在にフレーズやテンポを大きく動かし、敢えて、大衆に受けるような個性的な表現を披露した。その典型的な例がチャイコフスキーの悲愴やバッハのマタイ受難曲。聞き慣れた曲の聞き慣れた表現を予期していると吃驚してしまう。<br />
<br />
イタリアのTahraレーベルから第３集まで発売された未発表ライブ録音集には、珍しい録音が多数納められている（写真上、左右）。この中には、１９４０年４月に短期間に行われた有名なベートーベン交響曲の全曲演奏会のライブ録音のうち、これまで失われたと考えられていた交響曲第３番「英雄」の第２から第３楽章が納められている。大衆の受けを狙った恣意的な演奏を聴かせることの少なくないメンゲルベルグだが、ベートーベンやブラームスの作品では、ライブ録音においても意外に正統的な解釈をしていることがわかる。但し、そこでもベートーベン第９のエンディングやブラームス第４番第一楽章など、期待を裏切らない愕きで魅せる。<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/mengelberg3.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199974/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
写真上は、オランダのQ Diskというレーベルから発売されたCD１０枚組の未発表放送録音集。この箱に添付されたDVDでは、１９３７年９月、ウェーバーのオべロン序曲の全曲を指揮するメンゲルベルグの勇姿を観ることができる。意外に端正な指揮をしている。<br />
<br />
メンゲルベルグはフルトヴェンブラーと同世代であり、戦前のヨーロッパ楽壇においては両者肩を並べる影響力があったはずだが、今なお多くのクラシックファンに神のように崇められているフルトヴェンブラーに比べ、メンゲルベルグが名盤談義などの話題に上ることはあまり多くない。大戦中、ナチの活動に露骨に協力したメンゲルベルグは、その巨匠としての名誉を戦後も回復することなく、不遇の内にその生涯を閉じてしまった。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>クラシック</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B0</link>
    <pubDate>Wed, 02 May 2012 20:30:28 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">kobacli.blog.shinobi.jp://entry/29</guid>
  </item>
    <item>
    <title>アニタ・オデイ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/b15375ae.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199663/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/anita2.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319331572/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
４０年代から５０年代にかけて、女性ジャズボーカルの黄金時代があった。サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエ、ダイナ・ワシントンなど、名立たる歌姫たちが活躍していた。歌唱の完成度ではサラ・ヴォーンが最高だったが、私は一風変わったアニタ・オデイがお気に入りである。アニタは４０年代後半にジーン・クルーパ楽団の専属歌手となり、その後スタン・ケントン楽団に移籍、５０年代中頃に独立しソロ活動をするようになった。<br />
<br />
アニタの歌は、いわゆる即興性に重きを置いた器楽的な唱法。ジャズスピリットに溢れた自由で奔放な歌を聴かせた。多少の音程の悪さを自分の唄の魅力に変えてしまう巧みなテクニックを持ち合わせていた。姉御肌の性格で、サイドマン達との即興的なやり取りを楽しんだ。<br />
<br />
上の写真は、彼女の全盛期にあたるヴァーブ時代の録音を集大成したMosaic Recordsからの９枚組のCDセット。Anitaの歌唱の魅了のすべてがここに蒐集されている。正規発売の時期を逃してしまったため、中古市場などで長らく探していたが、激しい争奪戦の末、この度ようやくKコレクション入りを果たした。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/jazzsummer.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319312877/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/jazzsummer2.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319331557/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
『真夏の夜のジャズ』という映画をご存知だろうか。ロードアイランド州のニューポートで毎年開催されるジャズフェスティバルがあり、１９５８年の同フェスティバルの模様を映像記録したジャズマニアの必須品。ジミー・ジュフリーの奏でる『Train over the River』の印象的なイントロから始まり、当時のキラ星のようなジャズ奏者が次々に登場し、聴衆を沸かせる。ジュリー・マリガン、チコ・ハミルトン、ジム・ホール、ソニー・スティット、ダイナ・ワシントン、ジョージ・シェアリング、セロニアス・モンク、サッチモなどの演奏を「観る」ことができる。往年のジャズファンにはたまらない。この映画の前半の山場でアニタが登場し、スタンダード２曲を披露する。彼女の歌唱の特徴と魅力がわかってもらえると思う。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=AM0lFcck2fw" target="_blank">Anita O'day in Jazz on a Summer's Day</a><br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/anita3.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319331582/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/anita4.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319429790/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
アニタのCDを一枚選ぶとすれば、『Anita Sings the Most』（写真左）か『An Evening with Anita O'day』（写真右）が気に入っている。前者はオスカー・ピーターソンカルテットがバックを勤め、後者のサイドマンにはバーニー・ケッセルやタル・ファーロウなどの一流のミュージシャンが加わっている。共演者との即興的なやり取りを本当に楽しんでいるアニタの様子が伝わってくる。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>ジャズ</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A4</link>
    <pubDate>Sat, 22 Oct 2011 18:49:17 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>MJQ</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/mjq1.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318200029/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/mjq2.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1319222202/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
年齢とともに音楽の嗜好も変わってくる。若いころはハードなフリージャズなども何の抵抗なく受け入れることができていたが、やがて落ち着いた閑やかなムードの曲が好ましくなってくる。後期インパルス時代のコルトレーンなどは偉大な作品であることはわかるが、いつも聴くとなると胃がもたれてしまう。モダンジャズカルテットを聴いていると、疲れた心が癒される。<br />
<br />
モダンジャズカルテット（MJQ）は１９５２年、ディジー・ガレスビー楽団の４人のメンバーにより結成された。モダンドラミングの開祖であるオリジナルメンバーのケニー・クラークは惜しくも早期に退団したが、ピアノのジョン・ルイスとバイブラフォンのミルト・ジャクソンが中核となり、スタンダードナンバーを独特な手法でアレンジした数々の佳演を聞かせた。<br />
<br />
編曲を担当したのは音楽監督のジョン・ルイス。彼のアレンジの基本はクラシック音楽の作曲法。クラシックの格調の高い手法とジャズの精神を融合させることに情熱を注いだ。サードストリームミュージックの主催者でもあった。MJQの音楽をしばらく聴いていると、クラシックの室内楽曲でも聴いているような錯覚に陥る。主張の強いホーン楽器を含めず、ミルト・ジャクソンが流麗で洗練されたバイブラフォンのソロを奏でる。実に心地よい。音楽鑑賞をクラシックから始めた私も、ジャズの聴き始めはMJQとビル・エバンスであった。何ら抵抗なく入門することができた。<br />
<br />
彼らの秀作は、初期のプレスティジ時代とその後のアトランティック時代に集中している。プレスティジ時代の傑作は『Django』と『Concorde』。全集は数年前に発売されている（写真上右）。昨年、ついに待望のアトランティックのコンプリートコレクションがMosaic Recordsより発売された（写真上左）。５０００セット限定発売のCD７枚組であり、二度と再発されることはない。蒐集番号も譜ってあり、私のセットは１８４番である。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=0mj-mLRtn68" target="_blank">The Modern Jazz Quartet</a><br />
<br />
MJQは１９７４年に一度解散したが、1984年に再結成され、往年の名カルテットぶりを披露、古くからのファンを喜ばせた。その後、メンバーは次々と鬼籍に入り、最後に残ったパーシー・ヒースも２００５年に亡くなった。何か一つの時代が終わったような気がした。一度はMJQの実演に接してみたかった。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>ジャズ</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA/mjq</link>
    <pubDate>Fri, 21 Oct 2011 00:13:00 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">kobacli.blog.shinobi.jp://entry/26</guid>
  </item>
    <item>
    <title>アーマド・ジャマル</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/ahmadjamal.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199618/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
最近、オフィスでスタッフお気に入りのCDがこれ。玉をころがすような軽やかなピアノ。いくら聴いても飽きないとの評判。確かにそうだ。<br />
<br />
アーマド・ジャマル。皆さんはこの名前を聞いたことがあるだろうか。５０年代後半にシカゴを中心に活躍したマイナーなジャズピアニスト。１９３０年生まれというからもう８１才のはずだが、今も現役で活躍しており、この１２月にもサンフランシスコにやってくる。<br />
<br />
５０年代後半、まさに昇り龍の勢いであったかの帝王マイルスに気に入られ、彼のグループに加入するように勧められたが、なぜかジャマルはそれを断った。それでいて、当時のマイルスはこの無名のピアニストに音楽的影響を受けたことを否定しない。そう言えば、当時のマイルスの曲にどことなく似ているかもしれない。<br />
<br />
アーゴというレーベルが、この頃のジャマルのジャズクラブでのセッションをライブ録音した。それを含めたジャマルのアーゴ録音を集大成したのがこのCD箱。Mosaic Recordsから全９枚組のコンプリートセットとして限定発売されている。<br />
<br />
流麗なピアノというとオスカー・ピーターソンなども該当すると思うが、オスカーの音楽は数枚のCDを立て続けに聴くと、雄弁すぎて何となく食傷気味になってしまうのに、ジャマルのピアノは本当に不思議と飽きがこない。この違いは、おそらく良い意味でのジャマルの音楽の「軽さ」なんだろうと思う。タイミングの取り方に実に独特の間があって、それが絶妙なスイング感を生み出す。カクテルを傾けながら聴く洒落たジャズピアノを探している人にぴったりな音楽。<br />
<br />
ジャマルのこの頃の演奏の様子をYoutubeで観ることができる。なぜか聴衆の中に、ベン・ウェブスターやハンク・ジョーンズの顔も見える。緊張したジャマルの顔が面白い。<br />
<br />
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=_Qc3VaXtW5M" target="_blank">Ahmad Jamal Trio - Darn That Dream 1959</a><br />
<br />
ジャマルの音楽に興味を持たれた方、お勧めのCDは「Complete Live at the Pershing Lounge 1958」と「Complete Live at the Spotlite Club 1958」。Amazon.comで入手できますよ。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>ジャズ</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%9E%E3%83%AB</link>
    <pubDate>Mon, 17 Oct 2011 14:46:33 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>田代慎之介</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/shinnosuke.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318200044/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
私は地方のいわゆる進学校の出身である。文武両道を校風とした高校であったが、同級に少し趣の変わった友人がいた。<br />
<br />
彼の名は田代慎之介。もの静かな好青年であった。<br />
<br />
ある時期、彼と席を並べることがあった。ふとしたきっかけでクラシック音楽の話題になった。私がその頃聴いたベームのジュピターが良かったと得意げに言うと、彼も何気なく話に乗ってきた。彼のクラシック音楽における深い知識に非常に驚いた。その時始めて、将来ピアニストになることが志望らしいと知った。その後、彼が中学時代に毎日音楽コンクールのピアノ部門で全国優勝していたことを他の友人から聞いた。<br />
<br />
やがて高校の卒業式を迎え、皆全国各地に散っていった。彼は順調に東京芸大のピアノ科に進学した。大学では松浦豊明氏の薫陶を受けた。大学卒業後、彼はハンガリーのリスト音楽院に留学した。そこでリストやバルトークなどのハンガリー出身の大作曲家たちの作品の研究と演奏法の研鑽を積んだ。帰国後、芸大の大学院を修了した彼はプロのピアニストとして、音楽大学で教鞭を取り後進の指導にあたる傍ら、リサイタルなどでの活発な演奏活動を行っている。いくつかのコンクールでも栄えある入賞を果たしている。日本を代表するピアニストの一人である。<br />
<br />
私事になるが、彼は私の結婚式にも遠路遥々出席し、披露宴でピアノ演奏をしてくれた。今思い出しても冷や汗がでるが、非常に厚かましい演奏依頼を彼は快く引き受けてくれた。本当に感謝しています。<br />
<br />
その彼が昨年CDを発表した。タイトルは「バルトークピアノ曲集第１集」。素晴らしいCDである。バルトークの作品への対峙は彼にとってライフワーク。長年の研究と研鑽の成果がここに見事に開花している。バルトークはピアノ協奏曲などの大作以外にも、民俗音楽を取り入れたピアノのための多くの小品を残している。CDに収録された必ずしも有名ではない小品の１つ１つが実に丁寧に弾き分けられている。すべての演奏が熟慮と練習を重ねて丹念に練られたものなのだろう。まさに彼が満を持して世に問うた作品集である。Amazon.co.jpでも購入することができる。<br />
<br />
田代君にはこれから国内ばかりではなく国際的にも益々活躍してほしいと思う。「バルトークピアノ曲集第２集」の発表も期待しています。<br />
<br />
Dr K]]>
    </description>
    <category>クラシック</category>
    <link>http://kobacli.blog.shinobi.jp/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF/%E7%94%B0%E4%BB%A3%E6%85%8E%E4%B9%8B%E4%BB%8B</link>
    <pubDate>Fri, 14 Oct 2011 16:37:05 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">kobacli.blog.shinobi.jp://entry/24</guid>
  </item>
    <item>
    <title>ジュリアード弦楽四重奏団のバルトーク</title>
    <description>
    <![CDATA[<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juillaird1.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318201905/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
バルトークの弦楽四重奏曲６曲は、２０世紀が生んだ最高の室内楽曲である。ベートーヴェンの１６曲の弦楽四重奏曲が旧約聖書、バルトークの６曲が新約聖書と喩えられることもある。バルトークはハンガリー生まれの作曲家。民俗音楽の研究家でもあり、その研究の成果を自分の作品に積極的に取り入れた。６曲のいずれもが違った曲想からなり、第１、２番でそれまでの後期ロマン派様式に別れを告げ、民俗音楽を作品に取り込む手法を打ち立て、３、４番で独創的な自己の作風を確立し、第５番で弦楽四重奏の芸術的頂点に上り詰めた後、第６番で一転して恬淡に祖国への告別を謡った。<br />
<br />
ジュリアード弦楽四重奏団（ジュリアードSQ）は、バルトークの弦楽四重奏曲全集を計３回録音している。上に挙げた写真は１９６３年の第２回目の録音で、この曲の最高の演奏との誉れの高いもの。ジュリアードSQはその結成以来、メンバーの入れ替わりを繰り返しているが、この録音が行われた時の構成は、ヴァイオリンがマン、コーエン、ヴィオラがヒリアー、チェロがアダムと最強のメンバーであった。４人全員がその高い演奏技術により、複雑なリズムと曲想の難曲を完璧に再現した。恐ろしく精緻な演奏である。今もこれを超える演奏はないと信じている。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard2.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199722/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard6.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318201940/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
ジュリアードの１回目の録音は１９５０年に行われている（写真左）。メンバーは結成時のオリジナル団員。前年に行われたニューヨークでの全米初の全曲チクルスの衝撃的な成功を踏まえて録音が行われた。先駆者としてこの画期的な作品を世界に紹介する使命を与えられたことへの自負とともに、こうした作品と巡り会った演奏家たちの素直な感動が感じられる。熱い覇気が伝わる清新な表現であり、未知の世界に対峙する異常な緊迫感が伝わってくる。迂闊に触れれば血しぶきが飛びそうな鋭利な演奏である。<br />
<br />
第３回目の録音は８１年に行われた。メンバーはマンを除いて一新されているが、最早、現代の古典となった作品に対して、完璧な演奏を目指すという技術的な興味を乗り越え、純粋に作品の意図する音楽的核心に迫ろうとする姿勢が伺える。演奏に柔軟さと芸のふくらみが加わり、作品を慈しむゆとりさえ感じる。円熟を迎えたジュリアードの至芸である。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard7.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318201956/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
ジュリアードSQの全盛期は１９５８年から１９６７年までのマン、コーエン、ヒリアー、アダムというメンバーの時代。４人の音楽センスと技量が極めて高いレベルで伯仲してり、切磋琢磨しながら最良の音楽を創造した。この時期の代表作はCBS時代の第２回バルトーク全集、中期ベートーヴェン弦楽四重奏曲のラズモフスキー３曲などであるが、以前のRCA時代にも多くの名演を残していた。RCA録音の一部については数年前に、英国のTestamentレーベルからCD４枚分の録音が復刻された（写真上）。ベートーヴェンやシューベルトなど古典派以外にも、ベルクやウェーベルンの新ウィーン学派音楽の名演が聴ける。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard3.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199768/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
また、ジュリアードSQは１９６２年にブダペスト弦楽四重奏団の後継として、ワシントン国立国会図書館のレジデントカルテットとなり、定期公演を続けた。バーンスタインやアラウなど一流の音楽家との共演のライブ録音は、Doremiというマイナーレーベルから次々と復刻されていたが、第６集まで進んだところで、残念ながら同レーベルは倒産してしまった（写真上）。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard5.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318201920/" border="0" alt="" /></a><br />
<br />
ちなみに、これがジュリアードSQの６０年代旧録音のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集。お勧めは８０年代録音の新盤の方ではないので念のため。購入しておいて損はないですよ。<br />
<br />
ジュリアードSQにまだまだ多くの埋もれた名演奏の記録があるはず。SONYとRCAがジョイントした今、最近の巨大クラシックボックス販売の波に乗り、ぜひジュリアードのコンプリートコレクションを発売してほしいものである。<br />
<br />
<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/juilliard4.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199785/" border="0" alt="" /></a><br />
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おまけ）これもジュリアード最初期の貴重盤（廃盤）で、United Archicesのシェーンベルグ弦楽四重奏曲全集。まだ未開封です。<br />
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Dr K]]>
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    <category>クラシック</category>
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    <pubDate>Thu, 13 Oct 2011 02:38:02 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>ジミー・スミス</title>
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    <![CDATA[<br />
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久しぶりにジミー・スミスのオルガンを聴いた。<br />
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最近英国で「eight classic albums」なるジャズCDが発売されている。このシリーズではジャズの名盤８枚分の演奏曲が４枚のCDに納められ、しかもそれが＄６から＄１２の価格で販売されている。価格破壊もいいところだ。その昔、同じCDを１枚３０００円前後でこつこつと買い集めたことを思うと複雑な気持ちがするが、ジャズに興味があり、これから少しずつ聴いていきたいという方にとっては絶好の企画かもしれない。<br />
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今回聴いたジミー・スミスはこのシリーズの中の一枚。５０年代中頃、デビューして間もない頃のジミーの名盤が目白押し。ブルーノート最大のスターとされた彼の真骨頂を聴くことができる。それにしてもこの躍動するダイナミックなリズム感は圧倒的。３枚目の「At the Club Baby Grand」を聴いて思わず息がつまりそうになった。African Americanピープルにしか創造できない音楽がここにはある。<br />
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なおこの「eight classic albums」シリーズ、どの作品を聴いてもまず「はずれ」はありません。ジャズ入門者の方へのお勧めは、ブルーベック、MJQ、ウェス、ロリンズあたりでしょうか。<br />
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Dr K]]>
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    <category>ジャズ</category>
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    <pubDate>Mon, 10 Oct 2011 21:40:14 GMT</pubDate>
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    <title>ワンダ・ランドフスカ</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/landowska.jpg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1307915779/" border="0" alt="" /></a><br />
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最近追加したコレクションで最大の収穫といえるのがこの赤箱。長いことネットで探し回っていた代物。カナダの通販ショップで新品を偶然見つけ即購入した。すでに廃盤となった極めて貴重なアイテムで、その価値を知る者が容易に手放すとも考えにくく、中古市場に出回ることもまずないと思われる逸品である。<br />
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これはポーランド出身のハープシコード奏者のワンダ・ランドフスカの掛け替えのない遺産。１９２８年から１９４０年にわたる戦前ヨーロッパでのすべてのスタジオ録音を集大成した８枚組のCD箱。発売元のUnited Archives社は、過去の演奏家達のすでに廃盤となった幻の名盤を極上の音で次々と復刻させ、マニアを喜ばせていたレーベル。ところがCD不況の波には勝てず、惜しくも２００８年に廃業に追い込まれた。因みに、United Archives社により復刻されたCDはいずれもマニア垂涎の貴重盤ばかりで、中でもこのランドフスカの名演の復活は最大の業績とされていた。<br />
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ランドフスカは１９世紀始めより忘れ去られていたハープシコードという楽器を２０世紀に復活させ、その普及に尽くした女性音楽家。ハープシコードを主役に据える作品はせいぜいバッハの時代までで、ベートーヴェンの時代以降は見向きもされなくなっていた。ピアノと違い音のダイナミックスを表現しにくいというのがその理由。<br />
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２０世紀前半のSP録音であるにも拘らず、United Archivesの見事な復刻技術により、絶頂期のランドフスカの極上の名演を堪能できる。自ら制作に携わった特製ハープシコードを用い、時に典雅に、時に壮麗に、時に躍動的にと、各作品を雄弁な語り口で弾き分ける。特にクープランのクラヴザン曲集はランドフスカの最高傑作。その典雅な趣き、洒脱な語り口は絶品といって良い。<br />
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<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/landowska3.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199507/" border="0" alt="" /></a>　<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/landowska2.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199528/" border="0" alt="" /></a><br />
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１９３９年、ナチスの台頭による身の危険を感じたランドフスカはアメリカに移住することを決意し、新天地で演奏活動を続ける。それ以降の演奏の記録はRCAレーベルに残されている。有名なバッハの平均率クラビーア集やゴルドベルグ変奏曲なども含まれている（写真上）。すでにその経歴のピークを過ぎているにも拘らず、そこで聴かれる演奏はとても若々しくモダンなもので驚かされる。その後のグレン・グールドのピアノ演奏と比較してみるのも一興。<br />
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<a href="//kobacli.blog.shinobi.jp/File/landowska4.jpeg" target="_blank"><img src="//kobacli.blog.shinobi.jp/Img/1318199577/" border="0" alt="" /></a><br />
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ランドフスカの演奏の映像も残されている（写真上）。骨と皮だけのひどく痩せた手指は一見柔弱に見えるが、一旦演奏を始めると驚くほど力強く、溌剌とハープシコードを奏でる。彼女自身が自らの音楽遍歴やそのエピソード、バッハ作品の演奏のあり方などを語っている場面もあり、とても興味深い。<br />
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Dr K]]>
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    <category>クラシック</category>
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    <pubDate>Sun, 09 Oct 2011 14:17:30 GMT</pubDate>
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